世界を見据えた事業を、
奈良から。
人と未来を支える存在で
あり続けるために。
私たち奈良東病院グループは、1989年の創業以来、高齢者医療・介護の分野で先駆的な取り組みを実践してきました。
認知症ケアの充実、リハビリテーションの強化、地域との連携、人材育成の推進など、地域に根ざしたさまざまな取り組みにおいて、高い評価をいただいています。
現在、日本は超高齢社会・人口減少社会を迎え、介護職の人材不足が深刻化しています。高齢の患者さまが病気と共存しながら、住み慣れた地域で安心して暮らし続けるためには、地域全体で適切な医療・介護を提供する体制が必要不可欠。こうした背景のもと、私たちは海外介護人材育成事業を1994年に発足し、外国人留学生が日本語と介護技術を学べる学校を開校しました。さらには現地で日本語を学ぶ学生を育成しながら信頼関係を築き、介護への関心ある方を日本で受け入れる体制をつくるなど、世界を股にかけた「未来の医療・介護を担う次世代の育成」に力を入れています。医療も介護も「人が人を支える仕事」。この仕事に誇りを持ち、やりがいと喜びを感じながら向き合ってもらうためには、まず私たち自身が先頭に立ち、導いていくことが大切です。
これからも、地域のため、日本の未来のため、
そして世界の介護の先駆けとして――。
人々に寄り添い、命と向き合い、支え続けることを軸に、
あたたかな和を広げる取り組みに力を注いでまいります。
奈良東病院グループ
会長 鉄村俊夫