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ハートちゃん

仕事のやりがいと家族の時間。どちらも大切にできる場所。

奈良東病院 リハビリテーション科 言語聴覚士
樫本 雅彦 2018年入社

どうして、
奈良東病院グループに??

言語聴覚士として入職する前、奈良東病院で事務員として9年ほど勤めていました。日々の業務を通して、「もっと患者さまと直接関わる仕事がしたい」という気持ちが次第に強くなり、一念発起。一度退職して言語聴覚士の専門学校に入学しました。当時はまさか同じ職場に戻ってくるとは思っていませんでしたが、奈良東病院が主催の地域イベントに参加した際、在職していたころにいっしょに仕事をしていた方々が声をかけてくださって。その時に、「やっぱりこの病院のあたたかさが好きだな」と思い、再度入職することを決めました。

どんな仕事を
しているの?

言語聴覚士として、主に「ことば」や「たべること」に関するリハビリを行っています。加齢や脳卒中、認知症などの影響で、言葉がうまく出てこなかったり、会話がスムーズに成り立たなかったり、食べ物を飲み込みにくくなったりする方が対象です。 一人ひとりの状態に応じて、評価を行い、それぞれに合った訓練を提供しています。たとえば、言語訓練や発話・構音障害へのリハビリ、食事を安全に口からとっていただくための段階的な食事形態の調整や、摂食・嚥下に関する指導など、患者さまの状態によってアプローチの方法はさまざまです。 また、ご家族にも日常生活の中で工夫できるコミュニケーションの方法や、食事介助のポイントなどをお伝えすることもあります。患者さまだけでなく、ご家族を含めた支援を大切にしている点も、言語聴覚士の大事な役割のひとつだと感じています。

Nくん
ハートちゃん

小さな変化を見逃さず、
一人ひとりに応じた最適なコミュニケーションを。

 言語聴覚士は、「食べる」「話す」といった動作の訓練を専門とする職種です。特に、言語障害や認知症などの影響で、通常のコミュニケーションが難しい利用者さまと関わる機会が多いため、表情の変化やちょっとした反応にも注意を向けて、その方に合った方法で丁寧に接することを心がけています。 以前、嚥下障害のある方に“ソフト食”をご提供していたことがありました。ただ、その方は「どうしても普通の食事がしたい」と、強く希望されていたんです。もちろん、言語聴覚士としてはソフト食の方が安心で安全だと判断していましたが、ご本人の気持ちにできるだけ応えたいという思いがありました。そこで医師、看護師、栄養士など多職種のスタッフと相談し、ご家族とも話し合いを重ねました。そして最終的に、「食べ方や姿勢に注意しながら、1回だけ普通食を提供してみよう」という結論に至りました。そのとき、ご本人が「おいしいわ」と笑顔でおっしゃったお顔が、今でも心に残っています。

「家族を大切にする」という文化。
あたたかなフォローで育児にも集中できる環境。

子どもが産まれることを職場で伝えると「育休とってね」と言ってくれるくらい、休むことに対して寛容に受け止めてくれる環境だなと思います。最近では男性も育休をとるという文化が世間的にも広まっていますが、奈良東病院グループには、それを“当たり前”のこととして受け入れてくれる文化があります。本当にありがたいですね。言語聴覚士をはじめ、奈良東病院グループ内の資格保持者の在籍数が多いということも、実現できる理由のひとつなのではと感じています。もちろん、それを支えるのは日々の信頼関係の積み重ねです。職員同士がしっかりと情報を共有し、密に連携するチームワークが、この働きやすさを生み出しているのだと実感しています。グループ内には保育園も併設されているので、子どもを預ける場所の不安も少なく、安心して子育てと仕事を両立できるところも大きな魅力ですね。

地域密着型 医療機関の一員として。
スキルアップを目指したい。

私のような言語聴覚士をはじめ、さまざまな専門家が利用者さま一人ひとりに向き合い、その方らしく生きられるように支援する、これが奈良東病院グループの仕事です。この仕事は、組織内でのチームワークがとても重要です。ここでは自然と「お互いに助け合う」風土があり、利用者さまの想いに真摯に向き合う人が本当に多いと実感しています。だからこそ、私自身も「自分にできることだけ」にとらわれず、たとえ職種が違っていても、手伝えることがあれば積極的に動ける人でありたいと思っています。目配り・心配りを忘れずに、日々の業務に取り組んでいきたいですね。また、言葉でのコミュニケーションが難しい利用者さまが多くいらっしゃるからこそ「誠実な行動」そして「ていねいに寄り添う支援」を心がけたいです。言語聴覚士という職種は、常に的確な判断が求められる仕事ですが、たくさんの人に支えられながら働けていることに日々感謝しています。これからも、よりよい支援を届けられるように、自分自身の力を磨き続けていきたいと思います。

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