
看護部の取り組み| 病院看護部
高齢者にやさしい医療・看護・介護に取り組んでいます
高齢の患者が多い当院では、高齢者看護ケアのスキルアップを図るため様々なケアチームを立ち上げました。はじめは看護部主体のチーム活動でしたが、現在では多職種と連携して院内全体で取り組むケアチームへと活動を進めています。
ケアチーム活動
終末期ケア
高齢者の終末期医療・ケアについて院内の指針に基づき、最期までその人らしく生きること、尊厳を守ることを大切にしています。ACP、看取り、グリーフケアなど終末期ケアについて、事例検討や勉強会などで理解を深め、実際のケアにつなげています。
口腔ケア
口腔内評価スケールやプロトコールを使用してケア方法を検討し、口腔環境を整えています。歯科とも連携を図り、高齢者に多い誤嚥性肺炎の予防につなげられるよう取り組んでいます。
摂食・嚥下ケア
患者さんの疾患や症状に合わせ、安全においしく食べていただけるように多職種で検討します。「口から食べる」を続けていけることをめざして・・・
排泄ケア
排泄ケアは単なる介助ではなく、生活の質を向上させるための大切なケアです。その人の尊厳を守り、その人らしく生活できるように、高齢者の排泄行為の自立に向け、チームで取り組んでいます。
認知症ケア
認知症高齢者に対するケアのあり方について、実際のケアの振り返りや勉強会などで理解を深めています。
特定行為研修



医師からの手順書にそって、研修で学んだ褥瘡処置や気管カニューレの交換などを行っています。またフィジカルアセスメントについてや医師への報告の仕方についてなど、看護師の教育にも携わっています。
感染制御実践看護師



院内や奈良東病院グループの施設等に必要な感染対策に関する知識や実践について教育を行っています。院内の感染管理の評価とケアの改善に取り組んでいます。
認知症看護認定看護師



認知症についての知識を広げ、具体的なケアについて現場実践に活かせるように教育・サポートする看護師です。家族への心理的・社会的サポートも大切な役割です。
皮膚排泄ケア認定看護師



皮膚のケアに関することや褥瘡ケア・人工肛門などのケアについて専門知識を活かして活動する看護師です。